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2005.10.23 Sunday

川畠成道・シンフォニカ

今更ながら驚かされる。
メンデルスゾーンはなんと素晴らしい曲を書いたのか…

川畠成道も上手い。もちろん巧い。

今日の曲目は
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
・エルガー:愛の挨拶
・ブラームス:交響曲第4番

メンコンは演奏曲目としてはメジャーすぎて、期待し過ぎに注意して演奏会に望んだわけだが…いやいや、よかった。曲の前半オケと合わないんじゃないかと心配したが、徐々に流れが良くなって何のストレスもなく楽しめたと思う。

良かった点をあげると、

バランスが良くてソロの音が良く聞こえたことと、

特に1楽章のカデンツァなど、じっくりと歌いながら十分に戦略的であり(解釈面)、再現度も完璧であった(テクニック面)こと。

そして、長い音符のビブラートによる歌い分け…ノンビブラートのまっすぐな音にドキドキ!ビブラートも効果的で、高音なのにまるで重低音を聞いている時のように体全体に伝わってた。

実はメンコンを生で聞くのは初めてだったので、すごく勉強になった。


余談1…偶然にもミルシティンのメンチャイのCDを聞いていたのでいずれ語ろうと思う。ミルシティンのメンコンはお気に入りである。


余談2…家に帰ってメンコンを弾いてみようと思ったが譜面が見つからずで、ずっとブルッフ弾いてみた。ブルッフも弾けないが久しぶりに練習して気持ちよかった。

ダブルストッピングの練習しないとね!三度でさえ早いとバグるよ…

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